岩手スモンの会
連絡は一般社団法人岩手県難病・疾病団体連絡協議会へお願いします
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我が国の難病対策の始まりでした
【薬害】
いわゆる「スモン」の原因は、“キノホルム(整腸剤)”服用による副作用
亜急性に発症し脊髄・末梢神経・視神経に病変が見られた。
【症状】
下痢、腹痛、両下肢の先端から左右対称に“シビレ”、遂には下半身・上半身に及んだ。
また、歩行障害、視力障害などをもたらした。
【発症したのは】
わが国では昭和33年ころに報告され、昭和45年頃まで多発し、原因が分かるまで10年の 歳月を要し、その間に一万名を超す犠牲者が出ました。
【使用禁止】
昭和45年9月に使用禁止に・・・。以後新たな発症はありません
昭和47年スモン研究班は「キノホルム」と断定しました。
【そのあと】
患者たちが団結し、スモンの会を組織し、裁判でも争われ、30年間の患者運動が団結で
困難を乗り越えました。そして、今まで日の目の当たらなかった病気に対して
研究費が認められました。
高度成長期時代の<田中角栄総理大臣>の果たした役割は大変大きく
”難病対策”がスタートしました